あらすじ
乙女の祈りで華が咲く――
"華札"を用いた札遊び、"華遷"
その特殊な"華"の力を引き出せるのは一部の能力者"華詠"のみ。
彼らの多くは男性であり、学園内に限り唯一の力をを持つ5人は"五光"と呼ばれ、崇められている。
本作は希有な才能・人材を排出する華遷国立学園を舞台に繰り広げられる、"五光"を目指す男性たちと、彼らに身を捧げる乙女の物語である――
(「公式サイト」より)
シナリオ
シリーズ一作目にして、一番、話がまとまってます。シリーズ通してのメインヒーローである「いろは」が、やはりかっこよかった。
主人公がピンチになると、真っ先に駆けつけてくるんですよ。その上、意味深な台詞やシーンも多かったです。まあ、台詞の意味は後のシリーズでも回収されずに"ぶん投げられて"しまった感はありますけどね。
無理矢理、理解出来なくもないです。ないですが、ぶん投げられてしまっております。いまからシリーズをプレイしようと思う方は、期待しないでプレイしてくださいね。あと尾籠な話が多いので、苦手な方はやめておいた方がよいかと。自分は高速クリックして、そういう部分は読み飛ばしていたのは内緒(言ってる)
放談
花札ゲームが面白い。これにつきます。キャラクターとしては「いろは」が好きです。クールだけど甘い物が好きで主人公が作ったお菓子を一人で平らげてしまったり、主人公が疲れていると口にマシュマロを放り込んできたり。
学園のトップオブトップですが、愛らしさもあるんですよ。かわいい。パートナーである百歳(女性)とのやりとりも、楽しいんですね。百歳、本当に「いろは」のママみある。
「いろは」がしょっちゅう制服を汚したり、ほつれさせたりしているので世話を焼いているんですよ。この二人のやりとり、笑える。だからこそ四作目『いろは編』は、文句が出てしまいます。いろはが、完全に別人になってしまっているから。
「自分が幸せにしたかった『いろは』は、この『いろは』だ」と、再確認した再プレイになってしまいました。
わけわからん要素など入れずに、"こんな感じ"のシナリオでシリーズ通して書けば良かったのに。と、どうしても言いたくなってしまいます。もしくは普通の乙女ゲームくらいの値段で、全キャラクターを攻略出来るようにすればよかったんじゃないかな。
※「○編」となっているように、サブタイトルにある名前のキャラクターとしか恋愛エンドを迎えられません。他の攻略対象とは、バッドエンドしかありません。
おそらくですが思った以上に売り上げが伸びず、二作目以降は変なてこ入れをした結果、風呂敷を広げすぎたんじゃないですかね。憶測に過ぎませんが。
安価な乙女ゲームにしたかったのなら、「BAD MEDICINE(バッドメディスン)」みたいな商法にするとか。
※「BAD MEDICINE(バッドメディスン)」……Rejet株式会社から販売された乙女ゲーム。CDにゲームがつくスタイルをとった。お値段は2,917円+税。これ一本で攻略対象6人と恋愛できます。さらに各キャラ、エンディングは三つほどありました。
女性向けのゲーム雑誌『B's-LOG』創刊10周年企画として制作された乙女ゲームなので、三作目まではゲーム付き書籍として売られていたんだけどね。四作目は冊子つかないし、同人での発売。
やはりすべての恋愛エンドを収録して、もうちょっと値段上げて、3000円くらいでゲーム付き書籍で一本出した方がよかった気がします。シリーズを揃えたら、約一万円かかっているし。
テキスト量は多くないので尾籠な話を削れば、「BAD MEDICINE(バッドメディスン)」くらいのお値段でいけたんじゃないかな。声付くのは攻略対象だけでも、かまわないですから。
「いろは編」にまったく満足がいかなかったので、不満垂れ流しで申し訳ないです。でも言いたい。言いたくて、たまらない。「いろは」が好きだからこそ、言いたいんです。あの思わせぶりな台詞は、何だったんですか!