短く言い切ると、言葉に強さが生まれる。だからわざと、そうやってバズらせようとする方はいらっしゃいます。
さきほど、たまたま“あるツイート”を見かけました。
「流行ではない作品は面白くない」等々、いくつか列挙されておりました。わざとなのか。本心からなのか。
わかりませんが、ブロックさせていただきました。そのうえで、自分の考えを綴ります。
流行というのははじめは「少数」のかただけで楽しんでいたものが、何かの拍子に大勢の方が楽しむようになった状態です。
つまり、いまは「少数」であっても大勢の方に周知され人気が出る可能性があるのです。だいたい「流行」の波は、一気に起こって流れ去る。はたして、本当に「流行ではない作品は面白くない」のでしょうか。
自分の中の答えは、たった一つです。
「決して、そうは思いません」
しかも列挙した後に、「客観的に書いた」と書いておりました。どう見ても「主観」でしょう。
小説の「面白い・面白くない」なんて、どう考えたって「主観」です。たしかに人は「自分は客観的で、他の人は主観的」というバイアスにかかっています。
これはもう、逃れられないので諦めるしかございません。けれども自分で「客観的」と、いってしまうのはどうなんでしょう。
【追記】
列挙した内容を見ていると自分を“正当化”するために、必死になって言葉を重ねているようにしか思えません。
そういえばすぐに、流行に乗る人は「傷つきやすく、不安傾向が強い。嫌われるのも恐れている。自信がないので、周りと同調することによって安心感を得ている」みたいですね。
あ……(察し)