「スタンドマイヒーローズ」最終回

2019年12月24日火曜日

アニメ

t f B! P L
マトリを題材にした「スタンドマイヒーローズ」最終回。




けっきょく内間である「宮瀬豪」が犯人でした。おさないころ、母と一緒に九条家の別宅に住まわせてもらっていました。

本人もなにも疑問に感じなかった。そんな母が行方知れずになって、九条家に引き取られます。

先代当主がなくなって、豪ははじめて真実を知りました。それが引き金となって、九条に復讐しようともくろむようになったのです。


何年ぶりかは忘れましたが、ふたたび出回り始めたドラッグ。流したのも、どうやら宮瀬。


十数年前出回ったドラッグの資料を持って逃げた刑事。その資料は、まだ未成年だった宮瀬にわたってました。

ドラッグ開発者の元恋人の、息子に手渡したのです。どうも、ここは引っかかる。


もともとドラッグをやめさせるために、開発していた薬。けれども治験で、薬を投与された人はつぎつぎに事故を起こした。そのうえ、事故自体が“なかったこと”にされてしまった。

大物が多く、金を出資していたために。

 この薬に九条家は目をつけた。九条家のもとで開発するよう進められるが、開発者は断る。

「このままではまずい」

開発者は資料ごと消してしまおうと、考えた。けれども、そのことを話した・信頼していた刑事によって殺され、資料は持ち出されてしまった。

そして、その資料が宮瀬のもとにわたったのです。


なぜ刑事は資料を宮瀬に渡したのでしょう。「この研究は打ち切ってはいけない」と開発者を殺したのであれば、九条家に資料を渡すはずではないでしょうか。

どうも刑事が開発者を殺したとは思えません。別に真犯人がいるとかしか考えられませんね。


ラストでは、宮瀬を取り逃がしてしまいます。それでCパート。当時、資料を手渡した刑事と宮瀬が再会して暗転。

簡単に言えば「俺たちの戦いはこれからだ!」で、終わってしまいました。



放談

 中途半端に終わってしまいましたね。

けっきょく十数年前の“あの事件”については、肝心な部分が一つも明かされないまま。真相がわかったのは、今回の件だけ。


あと突っ込みたいところ。

犯人つかまえるのに、二人だけでいくっておかしいやろ。もっと何人も向かうやろ。

それにちょっと調べただけで宮瀬の素性がわかるんだったら、もっと早くから調べとけや。


突っ込まざる得なかった。なんで犯人逮捕するのに、二人だけで行くんだよ。相手、拳銃持ってたし。

持っているのを知らなかったとしても、大勢で行くと思いますけどねえ。



それから第一話であった事故現場で、主人公に手をさしのべた少年。

いまのところ候補として名が上がっているのは、青山と宮瀬なんですよね。この二人は当時、事故現場にいたの確定してます。


ちなみに“この事故”も例の薬を服用した人が起こした事故。


「スタマイ」は最初の数話はだれる人がいるかもしれませんが、『目的』がわかると面白くなっていきます。

『目的』一。幼いころ、事故現場で主人公に手をさしのべた少年は誰なのか。

『目的』二。十数年前に出回ったドラッグがふたたび出回り始めた。犯人は誰なのか。

『目的』三。スタンド設立の裏には、どんな事情があるのか。

『目的』四。十数年前に何があったのか。

簡潔に書くと、こんな感じ。


でも展開が遅めなので、人によっては途中でだれてしまう。物語の軸となる『目的』が、最初は「一」しか示されていませんからね。

そこをがんばって観て欲しい。ちゃんと意味がありますから。


咀嚼できていない部分がありますが、自分なりにまとめてみました。

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