『Complete Edition』発売して間もないときに購入してプレイしたので、六年は経っているからね。
ただちょっとずつ記憶がよみがえってきたので、記させていただきます。
公式サイト
オープニングムービー
無印
ラ・カンパネラ
Complete Edition
オープニング
ぜんぶ好きなんですけどね。作品を体現している「歌詞・音楽・映像」という意味で、無印が一番好きです。
PSP版である「ラ・カンパネラ」はハッピーエンドが追加されたので、「祝福」を感じる歌・映像になってますね。これはこれで良き。
ふたたびPC版として発売された「Complete Edition」は、PSP版では削られた残酷描写も復活したからか。ダークな音楽になっております。そして無印と比べると、映像がうつくしい。
それから「無印」と「ラ・カンパネラ」のオープニングには、キャラクター別OPがあります。
花梨エンターテイメントの特徴なんですが、少し古い作品は「キャラクター別OP」があるのです。
ここ数年ほどはやめてしまったみたいなので、「Complete Edition」にはありません。楽しみにしていたんですけどね。
「キャラクター別OP」 とは歌の随所で、キャラクターの台詞が入る映像です。
“そのキャラクター”を代表する台詞なので、一発でどんな性格かわかるようになってます。
面白いので、そちらもぜひ見てみてください。
シナリオ
主人公マリアは強いだけでなく、いい子でかわいらしい。
なのに攻略対象よ。「信頼できねえ!」って、キャラクターが多いこと多いこと。
物語が進めば進むほど、誰を信じればいいのかわからなくなります。そして途中で気づくのです。信頼できるのは、ウリエル、宗像、クラウスの三人だけであると(どんな乙女ゲームやねん)
登場してくるメインキャラクター全員、攻略出来たんだったかな? とにかく、攻略対象は多いです。
各キャラクターごとにカンパネラエンド(恋愛エンド)、エクソシストエンド(悲恋エンド)、バッドエンドがあったはず。
ただエクソシストエンドは、エクソシストの方達だけだったはず。敵側のキャラはカンパネラとバッドだけな気がします。ここは、記憶あいまい。
敵側のキャラは、「エクソシスト側の特定キャラ」からの派生エンドって感じになってました。
あとね。
二週目以降で出現する共通ルートのシナリオがあったり、選択肢によってクラウスの転入時期が異なったりします。
ここは遊び心があって好きですね。
選択肢に関する話ですが、これも「花梨エンターテイメント」の特徴です。
時間制限があります。もう一度、いいます。 時間制限があります。
作中の雰囲気もあいまって、妙にはらはらさせて来ますよ。
時間切れの場合、バッドエンドに行く確率が上がるんだったかな? いつも時間内に選択肢選んでるから、やったことないけど。
放談
たしかクラウス・エアハルト(cv柿原徹也さん)ルートで、幼いときのマリアの話が一部出てくるんだったかな。クラウスから見た、幼い日のマリアが。
ウリエルルートでがっつり、マリアの過去が語られるんだっけ? 忘れたな。
それから前回の記事でさんざん書いた宗像さん。思い出せば思い出すほど、「かっこよかった」と感想がこぼれます。
前回書いた『傷を負いながらも助けに来てくれました』 というのも、個別ルートではなく「共通ルートで」です。
共通ルートで「これ」って、かっこよすぎませんか。「メインヒーローだろ、正史だろ」 と言いたくなるレベル。
「トゥルーエンド」見ると、ウリエルが正史っぽいんですよね。正直、プレイする前はウリエル目当てでしてました。
でもプレイしていくうちに、宗像さんに惚れます。というか、宗像さんが一番かっこよかった。
秀麗水鏡(cv杉山紀彰さん)と九条院日和(cv下和田ヒロキさん)は主人公を十字架に“はりつけ”するし。敵側じゃないよ、味方側のキャラだよ。
ホラーかな。
ちなみに「宗像がいない今がチャンス」と、水鏡はたくらんで決行するんですよね。すかさず、宗像さんが助けに来てくれますけどね!
これが共通ルートにあります。ええ。共通ルートです。
唯一の癒やしはロップ(cv佐藤有世さん)ですね。かわいい。攻略対象ではありませんし、出てくるシーン少ないですが、出てくるとちょっとほっとする。
ふだんはダークネス(cv安元洋貴さん)と一緒に行動してます。
御柱キリト(cv下野紘さん) は……記憶にほとんどないね。家族が一家心中しようとして、キリトだけが生き残ったってのは覚えてますよ(壮大なネタバレ)
印象が薄いだけで、キリトはけっこうまともだったのかな? 覚えてないや。
日和ルート以外は、ちゃんとプレイしたんですけどね。ほとんど忘れてます。日和ルートだけはね。強制スキップを駆使して、クリアしました(←おい)
ときどき止めて、シナリオ読んでましたよ。一応。
このキャラだけは、どうしても無理だった。共通ルートでの印象もあったんだろうけど、苦手意識があってまともに読む気力がゼロになってた。
作品は気になるものの、手を出すのが怖いなって方。漫画版が全一巻で発売されております。古いので中古だったら、あるかなあ?
序盤の序盤で終わっているので、核心部分にはかすりもしておりません。ですが雰囲気くらいはつかめるかと。