実写映画「アポロ13」視聴終了

2025年10月4日土曜日

映画 実写

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 (アイキャッチ画像:Bing image creator)


1995年制作のアメリカ映画。アポロ13号爆発事故の実話に基づく作品。BS10の「舘ひろし シネマラウンジ」で放送されたので、見てみました。




あらすじ

1969年、人類初の月面着陸がアポロ11号によって成し遂げられた。その後、ベテラン宇宙飛行士ジムは、アポロ13号の正チームに選抜される。だが打ち上げ直前、チームの一員であるケンが風疹を患っていることが発覚。船長であるジムは、断腸の思いで代替要員のジャックを迎え入れることに。そして、1970年4月11日、ついに13号は月に向かって打ち上げられた。しかし、順調に航行していたさ中、酸素タンクが爆発し…。

(「BS10」番組詳細ページより)



感想

テレビ番組「しくじり先生」でカズレーザーさんが解説しているのを聞いてから、興味を持ったので自分でもいろいろ調べました。映画もあるのを知っていたので、見たくて見たくてうずうずしていたところBS10で放送されたので見てみました。


解説だけでも最後の部分で鳥肌がたったわけです。映画なんて見たら、もっと身が震えそうだなと思いながら視聴したわけです。心が震えました。見て正解でした。


爆発するのがわかっていても、作中で起こると体の芯まで冷える思いでしたし、宇宙飛行士の無事を祈ってしまいました。誰が主役というわけでなく、"皆が主役"という描き方だったのもよかったです。


ちゃんと宇宙飛行士たちの家族のようすも映し出されていて、奥さんがNASAに電話をかけていたり、子ども達は不安に押しつぶされて涙ぐんでいたりと自分もその場にいる緊張感で見てしまっておりました。それくらい没入感が凄い。


とくに、ある宇宙飛行士の母親が、泣いている孫に「洗濯機で飛んでも、着陸するわ」と安心させるために言っていたのは印象的でしたね。それまで、天然なのか何なのかわからない言動をしていた老婆でしたけど。天然入っている台詞にも感じますけど、いいお婆ちゃんだなと感じましたね。不覚にもちょっと笑っちゃいそうになりましたけど。


序盤では出てこないもののアポロ13号が飛び立つ直前くらいからでてくる、主席管制官ジーン・クランツさん役も良い味を出すんですよ。ちょっとした仕草(とあるシーンでネクタイを直すなど)で、どんな人物かあらわしていました。


ラストの無事に宇宙飛行士たちが助かったとわかるところでは、周りが歓声に沸く中、脱力したように無言で椅子に座り込んで目頭を押さえるシーンは「ぐっ」と来ましたね。


……もし子どもの時に見ていたら「家族のようすなんて映さなくて良いよ」と思っていたでしょうけど、いまはどちらかと言えば地球で待っている家族に感情移入しちゃいますね。


さて、私が見たのは「舘ひろし シネマラウンジ」という番組です。ただ映画をやって終わりではありません。舘ひろしさんと映画評論家の二人が冒頭と終わりに、解説を入れています。冒頭は見ましたが、映画終了後の部分は途中までしか見えておりません。どんな解説をしてくれるのか、楽しみにしておきます。


ちなみに、こちらの映画は字幕版での放送です。画面から目を離せないタイプでした。吹き替え版もいいと聞くので、いつか放送してくれたら見てみるつもりです。



〈追記〉

こちらの番組は、あくまで作品の紹介がメインのようで映画自体は約1時間ほど短縮されていました。どうりで時間は短く、内容はあっさりに感じたわけです。いつかノーカットで見てみたいものです。

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