かといって、いまから単行本を集める気にはならないし、気になる回が載っている巻だけ「歯抜けで買う」のもどうかと思っておりました。そんな中、「テーマごとに物語をまとめたシリーズ」があると知りまして!
なんだかんだ「いまでも考察で多いのは、"安室透"を題材にしたもの」なので、気になっていたのは「安室透の登場している回」ってことで購入してみました。
収録されている回は
- ウェディングイブ
- 密室にいるコナン/謎解きするバーボン
- 甘く冷たい宅配便
- ギスギスしたお茶会
- 緋色シリーズ
- 仲の悪いガールズバンド
- 裏切りのステージ
に、なります。すべては網羅されておりません。掲載されていない回は、「安室透調査File」として概要があるのみです。いまから買おうと思っている方は、その点、ご注意ください。個人的には満足できました。
アニメでも何回も見た内容ですが、原作だと「ずいぶん印象が変わるな」というのは率直な感想。
原作である漫画を読んだのが、十数年前だと思いますし。それも家族が23巻くらいから58巻くらいまで買っていたのを、ちょこちょこ読ませてもらっていただけなんです。作風も変わってしまっているだろうし、新鮮な気持ちで読めましたね。
ただアニメは前からずっと、追ってました。「家族が見ていたから」なのが、最大の理由。好きでも嫌いでもなく、なんとなく見続けてました。生活になじみすぎて、「顔を洗う」「歯磨きする」のと同じような感覚で「コナンを見てた」レベル。
途中、だれてた時期もあったんですけれどね。「バーボンが動き出した」という情報が入って、火傷を負った赤井(安室透の変装)がジョディ先生たちの周りをうろうろしてたあたり。あのあたりが一番、惰性で見てた時期ですね。
いつだったか。世良が出てきたころだったか。安室が出てきたころだったか。作品の面白さをじわじわ理解したので、明確な時期は微妙ですが少しずつ「面白いな」と思うようになっていって、考察も見るようになっていきましたね。
映画も毎年見ているわけですが、「ゼロの執行人」でオタク心が爆発した感じ。一応、言っておくと「"安室の女"ではありません」。夢思考はまったく、ございません。キャラクター単体として、好きではあります。かっこいいからね。