『あんスタの「旧Valkyrie」』とは“物語”がはじまった時間から、一年前の出来事になります。もともとValkyrieは「三人」で活動していたんですね。
それが(作為的な)音響トラブルによって、舞台をめちゃくちゃにされてしまいます。一人は脱退し、一人は引きこもってしまう。残った一人はValkyrieの活動を再開できるようにと、バイトをして“引きこもってしまったリーダー”を献身的に支え続けます。
ざっくりとこんな内容になりますが、“この三人で活動していたときの楽曲”が『聖少年遊戯』になります。作曲はALI PROJECT。
アニメで見たときは、なんとも思いませんでした(台詞などが間に挟まってて、曲単体では聞けなかった)
ですがCDで「曲単体」で聞くと、どうも不協和音のような。曲と歌があっていないと、感じられたんですね。しかしソロパートを聞くと違和感ないし、音を外しているわけもない。
なぜだろう、と、疑問に感じておりました。それが「あるツイート」で解消されたので、一部を引用させていただきますね。
「歌い方に統一感がない」「宗が独走」「なずなは覇気がなく、微妙に可愛らしい。二人のノリとあっていない」「みかは双方に歩み寄れる印象。だけど二人の声を纏めるには弱い」
気づきませんでしたけれども、「なるほど」と思いました。物語に合わせて、意図的にしているのはわかってました。ただ絶妙に「合っていない」理由は、これを読むまで気づきませんでしたね。わかったので、満足。
アニメ版の舞台上で、音を消されたシーン。無音の中みか君が筆頭で歌い始めて、二人も歌うのですが。そっちの方が歌い方に統一感あったよなあ、と。設定では「歌を合わせる練習はしていなかったからバラバラだった」と表記されていたんですがね。
プロってすごいな、と、ひしひし実感するシーンでした。アニメ見たときはゲームをしていなかったので、「アカペラなのに、うまい」としか思いませんでしたね。