全26分。さくっと見える短編劇場作品。
あらすじ
その少女は、台風に乗ってやってきた。
僕たちに「本当に大切なこと」を教えてくれた、不思議な少女との一夜の物語。
舞台はとある離島、文化祭前日の中学校。幼い頃から続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、突如あらわれた赤い目をした不思議な少女ノルダと出会う。その頃、時を同じくして、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた――。
感想
青春群像劇を目指して、失敗してしまっていると取れる作品。
窓から主人公が、野球しているようすを眺めているところから始まります。次に教室へと場面が移動すると、全裸で着替えている少女がいました。
さわやかな雰囲気に、あきらかに浮いている描写。理由があかされれば納得できますが、ラストまで見ても意味がわからないままでしたね。
話が進んでいくと、ファンタジーな要素が出てきます。少女が首についているチョーカーに苦しめられていたり、謎の乗り物が出てきたり。主人公がよくわからないけれども、少女を救おうとする話になっていきます。
話が進めば進むほど意味がわからず、理解不能な作品でした。
メインは三人(主人公、主人公の親友、少女)しかおりませんが、俳優さんを使っていらっしゃるので「棒読み」。ですが、“それが”気にならないくらい「内容が意味不明」でしたよ。
ラストは少女が謎の乗り物に乗って、もとの世界に帰るところで終わりました。というか、それくらいしか理解が出来てない。
おそらく制作陣だけがわかっていて、視聴者に伝える気のない作品。