我が家用にやいておりませんでしたが、親戚の方にあげる用にはやいてました。連絡してBD返してもらいました。DVDだとばかり思っておりましたが、すでにBDだったんですよ。おどろき。
本編に関してですが、けっこう面白かったです。作画は終始不安定ですが、わかっていたことですからね。そこは気にしない(気にしてる)
オープニングとエンディングは、好きですね。素敵な歌詞に音楽。いまだに聞くんじゃ。
話の流れは、ほぼ原作通り。ただし前にも書きましたが、原作漫画内にある説明が省かれております。なのでアニメだけで、作品を判断しない方がいいです。
漫画はとんでもない文字量で、世界観説明をしてくるからね。世界観構築がすごすぎて、「ややこしい」となる。きほんシリアスなので、内容は重たいですし。
アニメはコミカルシーンをだいぶ強調して描いているのも相まって、明るめですね。十話目の学祭回はアニメオリジナルなわけですが、まったくオリジナルなのではなく。原作にもある回を、組み合わせております。
監督さんか、脚本家さんか。わかりませんが、うまく調理されていて「めちゃくちゃ面白く」なっておりますね。
それから、アニオリ展開にしている最終回。
このときは原作が完結していなかったので、アニメとして形にするためにまとめておりますね。原作でも未回収だった伏線は、そのままなので中途半端と言えば中途半端。
ただ『このまとめ方』だと、続き出来ない。いろいろ齟齬が生まれるから。するとしたら、また一話目からじゃないと難しいんじゃないかな。
アニメで未回収の伏線は、最終回でのシーン。
「なぜソロモンはダンタリオンを覚えていなかったのか」
「指輪を出し『君に返そう』とダンタリオンに言ったソロモン」返すのは指輪? それともウィリアム?
最大の謎は『ソロモンとダンタリオンの間に、なにがあったのか?』ですね。
ひとまず、こんなもんかな。漫画はまだ読み返していないんですよね。そのうち、読み返す予定。
やっぱりキャラクターは、好きです。ダンタリオンはかっこいいし、ラミアちゃんはかわいい。他のメインキャラクターも、好きなんです。
ただ内容は、素直に「好き」と言えない。心にひっかかるものがあって、「面白い」とは思えないんですね。
BLではないのに、BLみたいな要素があるから「苦手」意識は消えない。前にも書きましたが、BLとわかった上でBL作品に触れるのは大丈夫なんです。一応BLではないはずなのに、BL要素が濃いときついものがあるんですね。
それだけでなく、好みの問題でしょうが。内容はそこまで、好きになれない。キャラクターは好きだし、「面白い」と感じる部分もあるんだけど。人にすすめたいか? と、聞かれたら首をひねってしまう。
うまく言語化できませんが、そうなんです。
悪魔とか聖書とか、好きな方には刺さるかもしれない作品。アニメ見てみて、気になったら漫画を読むのをおすすめしておきます。世界観の構築は、ほんとすごいから。