〈マリアの騎士シリーズ〉「ヒーロー」と「ヒロイン」

2020年7月12日日曜日

マリアの騎士シリーズ

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カクヨム版(各部分割版)
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マリアの騎士Ⅰ 始まりの物語
マリアの騎士Ⅱ ふたりの旅路
マリアの騎士Ⅲ うしなわれた宝玉

ノベルアップ+版(一括版)
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マリアの騎士―名高き王と古の眷属―

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前回の記事『〈マリアの騎士シリーズ〉キャラクター裏設定集!』 で書いた「ヒーロー」と「ヒロイン」について、さらに深く掘り下げていきます。

本作のヒーローはエリスで、ヒロインはジュリアです。ここでの「ヒーロー」「ヒロイン」は、キーパーソンであり主人公にとっての相棒でもあります。

前回の記事ではキーパーソンとは書きましたが、相棒とは書いていなかったですからね。それだけでなく、もっと複数の意味合いを込めての「ヒーロー」「ヒロイン」です。

マリアとエリス、レイヴァンとジュリア。この二組は恋愛には絶対にならないものの、深い相互関係にあるのです。

恋愛面で「マリアとレイヴァン」を、結びつけるのにも活躍した二人。また影から支え続けていたのもエリスとジュリアになります。

「マリアとエリス」の関係性がわかりやすいですね。第二部以降、ともに活動していたので。相部屋になるのも、しばしばありました。

「レイヴァンとジュリア」は主人と間者の関係性でした。わかりにくいかもしれませんが、『「マリアとエリス」の関係性』と通ずるものがあります。

エリスは本作のヒーロー。つまりマリアのヒーローです。もしものとき、一番力になってくれる英雄。

英雄譚のような皆のヒーローではなく、マリアにとってのヒーローです。ジュリアもしかり。レイヴァンにとってのヒロインです。

ときに主人公にさからいながらも、一番の忠臣である。それが本作の「ヒーロー」と「ヒロイン」です。

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