はじめは大勢の男性+女性一人の「女性向け作品」感がありましたが、三話目くらいから謎が見え始めて、後半になると「ミステリ」要素が強くなります。
女性ものだとスルーしてる人、ぜひ観て欲しい。右肩上がりで面白くなります。
最新11話
前回のラストで「九条が薬物がらみの取引に向かっているかもしれない」と、主人公に内間(ターゲットの近しい人を、引き込んで内通させるスパイ)から報せが来ました。
今回はマトリの二人が九条家に乗り込んで、九条が受け取ったメールから『待ち合わせ場所・時間』の情報を入手。
上から「確定情報ではない」と、逮捕状がおりません。仕方なく、現行犯での逮捕をもくろみ、現場へ向かいます。
するとすでにスタンドに加入済みである「捜査一課」も、あらわれます。なんでも「スタンドは独立しているので、上からの許可は必要ない」と協力してくれることに。
九条と桧山があっているところに、皆が出て行きます。探しても例のドラッグは、なかなか見つからない。
九条いわく「先代が犯した汚点を、九条家を守るためにすすいでいっている」。だから「今回のドラッグの出所は、うちではない」と言い切ります。
「探るために、桧山にも協力してもらっている。今回は先代と懇意にしていたという人と、会う約束をしていた。ドラッグの情報を得るためだ」
しかし乗っていた車の中から、“例のドラッグ”が出てきました。
「そうか、恨まれていたか」
ひとつ呟いて、抵抗もせずに連行されます。
皆はどうも今回の件には違和感を抱いて、「九条は白なんじゃないか」と考えます。「総力を挙げて、真犯人をあげよう」という流れに変わります。
九条と会う約束をしていた人についてはRevelに、頼みます。けれども先代の九条と懇意にしていたという人は、すでになくなっておりました。
そして主人公の電話がなります。相手は九条家に住んでいる天才少年・山崎カナメからでした。はじめ九条のPCをハッキングして、“例のドラッグ”のデータがあるのをみつけた人物です。
「九条さんが連れて行かれてから、豪君(内間の人)の姿が見えないんだ」
先輩である青山さんに許可をもらって、主人公はさがしにいきます。
そして、Cパート。
とくに新しい情報が得られず、やきもきする面々。取引相手はあらわれなかったことから、「俺たちがいなかったらまったく意味を成さない取引」と捜査一課・菅野がこぼします。
ひらめきが走った捜査一課の荒木田が「そもそも取引の情報はどこから出たものなんだ」と、焦燥のまじった声色でしゃべります。
冷や汗をうかべたマトリの由井君。暗闇の中、空を見上げる豪の姿で終わりました。
放談
整理と備忘録兼ねて、11話を時系列順に書き出して見ました。そのまま内容を受け取るならば、内間は「もともと九条を裏切るつもりでいた」となりますね。
内間「自分はただの使用人なので、難しいことはわからない」「九条さんがそんなことするわけない」 と言っていたのに。
はじめから裏切るつもりで九条家にお世話になることになったんだとすれば、相当な演技者ですね。
それとも内間の存在を知っている別の誰かが真犯人なのか。カナメも内間と、共犯者だったのか。
ゲームプレイしている母に、ちらっとネタバレされましたが。
ちなみに母が行き詰まったら、パズルだけはプレイしてます。なかなか歯ごたえのあるパズルなので、クリアするの難しい。
パズルゲーは「夢100」入れているので、はじめるのは悩んでしまいます。