ここまでの全体感想
「この音とまれ!」は最初キャラクターに対して、不愉快に感じたり不快感を覚えたりしても最終的には“そのキャラクター”の本当の姿があらわれて愛着が芽生えます。圧倒的悪役として出てくるキャラは、一人くらいしかいない。なのでどのキャラクターにも、少なからず感情移入してしまいます。
『天泣』感想
全国大会へ行くための予選。いままでは他校のキャラたちの掘り下げと、演奏を二週くらいにわたってしてました。この回でついに、主人公たちの演奏の番になります。
堂島とヒロイン鳳月さとわの母がはじめて、演奏を聴きに来ました。臨時として講師に入っていた堂島晶が、無理矢理連れて行ったともいいますが……ファインプレーですよ! 晶さん!
主人公達の演奏は他校とは、圧倒的差をつけます。他校とは違い。一音一音の重みが違うのです。
「一音を大事に」
晶さんの指導が、生きています。過去、優勝を果たしたにもかかわらず「失格演奏に負けた」とずっと言われてきて、心に暗い影を落としていました。
それがここで、生徒を通して報われたような気がしましたね。
ラストはさとわが母と、対面するところで終わりました。
放談
1クール目にあった「龍星群」もよかったのですが、「天泣」もいい曲です。ずっと聞いていられる。CDが発売されるとのことなので、ゾンアマでポチろうかな……。
箏曲ええぞ。箏曲。