たぶん書いていなかったと思うので、書かせていただきます。
アニメ「夢100」はたしか、千銃士と同じ時期に放送でした。千銃士の作画崩壊があまりにひどかったので気づきませんでしたが、夢100もけっこう作画崩れてた。
肝心の内容ですが、完全アニメオリジナル展開でしたね。
原作であるスマホアプリも、ちょっとシナリオがあってパズルしてシナリオという感じです。なので序盤はストーリーも、深くなかった。
終盤になるとテキストが多めになってきますが、序盤はテキストぺらぺらです。だから原作の内容をそのまましては、アニメ「グラブル一期」の二の舞になるのは目に見えています。
なのでオリジナル展開はいいのです。が、アニオリキャラが出てくるという時点で嫌な予感しかなかった。
主人公、ナビ、アヴィ(原作でも最初にめざめる王子)、キエル(アニオリキャラ)で旅をするメイン軸。その中でキエルのヒミツに迫っていきます。
いろいろな国をめぐっていくわけですが、だいたい二話ずつで次の国へいきます。
国ごとのストーリーはゲームの設定を踏襲しながら、他キャラとの絡みもみれるものになってます。原作では主人公と王子の一対一での会話なので、絡みは基本見れません。
ただ終盤はオリジナル展開てんこもり。ゲームのメインストーリーには影響のない形で、エンディングを迎えます。
あるいは「アヴィを目覚めさせたあと、こんなストーリーがあったかもね」くらいのお話。
ラストはキエルとわかれて、「ここからメインストーリー」とも受け取れるようなシナリオになっているのです。
「可も無く不可も無く」なシナリオでした。
せっかくアニメ化してくれるのならば、内容はメインストーリーでして欲しかった。
ですが「そのまんま」アニメ化したのでは、内容スカスカの『根無し草ストーリー』になってしまいます。
なので“そこは”オリジナルを盛り込み、アニメらしい作品に仕上げて欲しかったですね。
アニメ版で言いたかったこと、ぜんぶはき出しました。あと戦闘シーン、もっとがんばってほしかったよ。