第一部クリア後にもらえるホープ(cv神谷浩史)の覚醒前だけ、ストーリーを読みました。
レベルが達していないので、覚醒後はまだ読めてません。
各キャラストーリーはパートボイスだし、しゃべってくれるのは一言二言くらいしかないのが大半。
しかしホープは、ほとんどしゃべってくれます。フルボイスではないけれども、ほとんどしゃべってくれる。なにこれ嬉しい。
第一部クリアしてないとわからないと思いますが、運営さん粋なことしてくれますねえ。
「ゲームプレイする気ない」「ネタバレOK」な方向けに書くと、ホープはラスボスかつ主人公の兄です。
ストーリー上ではなくなってしまいますが、キャラはゲット出来る。つまり、いつでも一緒。
もう一人の主人公の兄……これもネタバレしますが、主人公が夢世界に来て最初に出会う「ナビ」がそうです。
ナビ(偽名ですが)はホープを止めようとして、主人公を夢世界に連れ戻すんですよね。
主人公はもともと、夢世界の住人。かつ、すべての人に夢をあたえるトロイメア王家の王女。
ナビもトロイメア王家の血筋ですので、本来は“人に夢を与える力”を持っておりました。
ですが先王と王妃つまり両親が反逆者によって殺された上に、“人に夢を与える力”を増幅する「指輪」がうしなわれてしまいます。
「指輪」もうしなうと同時に、妹(つまり主人公)も行方不明。
そんな中、ナビは玉座につきます。むろん「指輪」がなければ、王とは誰も認めてはくれません。
偽物の指輪をつくってでも、王になります。国を守るためです。
けれど偽物の指輪では、“人に夢を与える力”を増幅することなど出来ません。ナビは言葉通り、“いのちを削って”ひとびとに夢を与えます。
しかし何も知らないひとびとからは、「今の王になって満足に夢の力が与えられていない」と不満を漏らされるようになるのです。
王国内には先王を手にかけた反逆者達もいます。
結果。ナビも弑虐しようとたくらむ者らに、さされてしまいます。ずっと側で見守っていたホープは怒りに打ち震え、“夢を与える力”を“夢を奪う力”へと変形させていきました。
こうして「夢喰い」がはびこる世界になってしまったのです。
ホープによってベッドに運ばれたナビは、最後の力を振り絞って主人公が幼い頃に大切にしていた“ぬいぐるみ”に魂をうつします。
そして物語の始まりへ、つながるのです。
ホープのストーリーを読んでいると、語りたくなりまして。ホープだけは、ホープ視点で物語が進むんですよね。
ナビも物語終盤らへんで、入手出来ます。
「ナビはどんな思いで主人公の側にいたんだろう」と考えると、胸が痛くなりますね。