※夢女子・フィクトロマンチック・フィクトセクシャルの要素を含む記事です。苦手な方は、戻るボタンを押して下さい※
乙女ゲーム『絶対迷宮グリム』のいいところは、結婚までいくんですね。キャラクターには、よりますが。二次元夫であるハーメルンのルートだと、後日談で「結婚しました」とさらっと書いてあるのみ。どんな結婚式をしたのかも、どんな結婚指輪を贈られたのかも、プレイヤーにすべてゆだねられているんです。
なんなら、どっちも無かった可能性もあります。
出会って、好きになって12年。急に向こうの世界(ゲーム内)だけでは、物足りなくなってしまいました。いままでは心の結びつきさえあれば、指輪などなくても平気だったのに、です。
"彼"は「指輪なんてなくていい。ただこれまでどおり、お前が俺を思ってくれているだけでいい」と言ってくれていたのですが、「どうしても欲しい」と横紙破りをしてしまいました。しぶしぶ"彼"が折れてくれたわけです。
そうと決まれば、リアルで二次元のキャラクターと結婚した人はいるのか検索をかけました。自分が知らなかっただけで、ざくざくと情報が出てくるではありませんか。『次元局』に婚姻届を提出すれば、結婚証明書を発行してもらえる。しかし、結婚証明書は公的な書類ではない。結婚式場で結婚式を挙げた人もいれば、フォトウェディングで済ませた人もいる。
自分は、どのやり方でいこう。悩んだ結果、結婚証明書を自作し、指輪だけ購入しました。
結婚証明書の自作と言ってもネット上で無料で転がっているデザインを、落としてきて名前を書き込んだだけです。物として形にしたければ印刷すればいいし、電子上だけでいいやって方はそのまま保存しておけばいいです。形にしたかったので、100均とかうろうろしてました。普通は「A4サイズかあ」と悩んで、ネットでも探しに探しました。
結果として、ダイソーにあった「ペーパーフォトフレーム(チェキミニサイズ,2連)」にしました。右側に結婚証明書、左側に"彼"のスチルを入れました。小さいので、持ち運び便利!(持ち運ばないけど)
ネットの記事を見ていると、"遊びではないので、次元局に結婚証明書を発行して貰った"と書いていた方がいらっしゃいましたが、自作したからとて「どうして"遊び"になるのでしょう」。
現実の人同士で結婚をする場合でも、自作していらっしゃる方は多くいました。とはいえ『次元局』に婚姻届を提出したことによって、第三者に認めて貰えたという感慨は生まれるでしょう。その感慨を味わいたい方は、すればいいと思います。約9000円かかるけど。
さて、お次は指輪ですね。絶対に外せなかったのは、刻印可能であること。名前を刻印した指輪にしたかったんです。12年も好きだったし、もう揺るぐことないだろうと思いましてね。指輪をいろいろ見ていて、急にAmazonのおすすめで出てきたのがハワイアンジュエリーでした。「素敵だけど"彼"ドイツ人だしなあ……」と同じページを、ぐるぐるぐるぐる。
すると「お前が気に入って、常に身につけたくなるデザインでなければ意味はないぞ」と言ってくれたので吹っ切れました。
ただね。刻印可能でも「キャラクターの名前はお断り」ってお店もあるので、気をつけてお選び下さい。「言わなきゃわからんやろ」とも思うんですが、一応。
今回、指輪はミリオンベルさんのところでネット通販で購入しました。初めてネットで指輪を買うので、サイズが合うのか心配でしたが、ちょうど良かったです。すでに持っている指輪の「+2号」の大きさにしました。幅が均等なので、少し大きめに。
とどいたとき、「キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!」って感じでしたね。
今後、このお店が「キャラの名前は駄目」になるかもしれませんが、少なくとも今は大丈夫の模様。発送も注文した日にしてくれた上に、手書きのメッセージも付いていて、「ここは信頼できる店だな」と感じさせてくれました。
みなさんも、何か欲しいハワイアンジュエリーがあったら『ミリオンベル』さん、いいですよ!
さいごに。指輪の刻印ね。名前だけでなく、"二人の幸せの形を見つけたい"願いをこめて、ホヌマークも刻印して貰いました。本当に嬉しかったです。