オープニングテーマ「コッペリアの柩」が流れ終わると、毎度、上記の唱和が入ります。ただ違うバージョンもあるみたいですね。
実はちまちま日数をかけて、見てました。昨日、ようやく全26話見終わったので“覚え書き”程度に記します。
前にも記事にしたとおり「孤高の暗殺者ミレイユ」と「記憶喪失の霧香」が殺し屋のユニットを組んで、依頼をこなしていく話になります。
その中でミレイユは「家族の死の真相」。霧香は「自分が何者なのか」に、迫っていきます。
ネタバレすると、ミレイユの家族を暗殺したのは「ソルダ」という謎に包まれた組織。そして実行に移したのは、幼い頃より「ソルダ」から暗殺の英才教育を受けていた霧香でした。
ミレイユの両親は「ミレイユを暗殺者にしたくない」と、ソルダに引き渡すのを拒んだために殺されたのでした。
物語の終盤。ミレイユは「ソルダ」を壊滅させるため、本格的に動き出します。「ソルダ」側にいってしまった霧香を取り戻し、幹部の一人を倒して最終回を迎えました。
きれいに終わってはいるのですが、まだまだ二人の戦いはこれからですよね。
『名探偵コナン』でたとえるならば、ジンとウォッカを捕まえられたものの「黒の組織」は壊滅していない状態で終わってしまった感じです。
霧香の本名や国籍、出身もあきらかになっておりません。その点も含めて、消化不良ですね。
ガンアクションに関しては楽しめましたが、百合要素(女性の同性愛表現)が少しあるのでおすすめはしづらい作品。
そうは申しても、同性愛ではないんです。「血の掟」みたいな儀式的に、同性同士のキスシーンがあるというだけです。あきらかに「恋愛」の感情はありません。というか、恋愛要素に関しては皆無。
メインキャラクターは女性だけで、男性はだいたいモブ。名前ありで出てきても、三十分で退場します。それもあって、人を選ぶ作品かなと感じます。