ネット上に小説をあげていると、もらえる読者からの言葉。ありがたいですが、なかには「ここはこうすべき」という意見をもらうときもあります。では、そんな意見をもらったときに「どうすべきか」綴っていきたいと思います。
結論から言いましょう。物語の根幹である部分「設定」「プロット」は、読者に言われるまま変更するなどという行為をしてはいけません。
物語の根幹に関わる部分を読者の言うとおり変更してしまっては、ごちゃごちゃになってしまいます。あとから増築していった"家"のように、ちぐはぐになってしまうのでやめた方がいいです。物語で本来「自分が伝えたいこと」も、消滅してしまうので。
読者からの指摘で変更していい(むしろ、した方がいい)のは、誤字脱字や言葉選びの部分です。あとは自分の調べが甘い部分(知識に関わるところ)は、どんどん修正を入れていくべきでしょう。
今回は変更してはいけないところと、変更すべきところとを記しました。「読者に指摘されたところは、ぜんぶ聞き入れて変更する」なんて方も中には、いらっしゃるんですね。正直、「自我はないのか」と言いたくなりますし。なにより物語が焼き上がっていないケーキのように、ぐちゃぐちゃになってしまうのでね。言いたくなっただけです。