「設定」「プロット」は、何を言われても変えるべきではない

2021年4月29日木曜日

創作の話

t f B! P L

ネット上に小説をあげていると、もらえる読者からの言葉。ありがたいですが、なかには「ここはこうすべき」という意見をもらうときもあります。では、そんな意見をもらったときに「どうすべきか」綴っていきたいと思います。

 

結論から言いましょう。物語の根幹である部分「設定」「プロット」は、読者に言われるまま変更するなどという行為をしてはいけません。

 

物語の根幹に関わる部分を読者の言うとおり変更してしまっては、ごちゃごちゃになってしまいます。あとから増築していった"家"のように、ちぐはぐになってしまうのでやめた方がいいです。物語で本来「自分が伝えたいこと」も、消滅してしまうので。


読者からの指摘で変更していい(むしろ、した方がいい)のは、誤字脱字や言葉選びの部分です。あとは自分の調べが甘い部分(知識に関わるところ)は、どんどん修正を入れていくべきでしょう。

 

今回は変更してはいけないところと、変更すべきところとを記しました。「読者に指摘されたところは、ぜんぶ聞き入れて変更する」なんて方も中には、いらっしゃるんですね。正直、「自我はないのか」と言いたくなりますし。なにより物語が焼き上がっていないケーキのように、ぐちゃぐちゃになってしまうのでね。言いたくなっただけです。

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