「亡国のマルグリット」一巻 感想

2021年1月28日木曜日

漫画

t f B! P L

一巻目が発売された当初に購入した作品ですが、いまさらながら感想を。

 

 あらすじ

ルナリア王国の幼い王女・マルグリットは、命を狙われていたところをエルベ村のクリストフに助けられる。それから10年、息子・ニコラとして育てられたが、ある日襲われていた金細工師見習いのルネとレオを助けたことで……!? 傷を抱えた少年少女のヨーロピアンロマン、開幕!

 

 

放談

一巻目を読み終わった時点でさきの展開が読めて、続きを買おうと思いませんでしたね。なので二巻目以降は購入しておりません。なにより、内容に対して値段が高いと感じてしまった。

 

あきらかにヒーローが、王国を襲撃した国の王子なんだよな。すでにそれとわかってしまったわ。"敵"であるはずの王子と恋に落ちるんですね。はいはい、わかります状態。

 

少女漫画でよくあるけれども、"これ"は本当に理解できない。自分の国をほろぼした国の王子と、くっつくのは無理なんや。「暁のヨナ」みたいな感じを期待して、地雷を踏み抜いてしまったんだよ。この野郎。

 

タイトルと内容を見て「よさそう」と思っても、読んでみないと内実はわかりませんね。見えている地雷ならば、避けられるんだけどな。ヒーローが敵国側だと、あらすじ内では隠すじゃん。一巻目であるならば、なおさら。どうやって自衛しろと……?

 

非公式二次創作ならば自衛しやすいけれども、商業だと自衛がたまに難しいときがある。これまでも幾度か、地雷を踏み抜いてきたな。アニメ見て気に入ったのならば、地雷を踏み抜く可能性は低いんだけれどね。実写と違って、アニメはきほん原作に忠実だから。

 

なかなか自分が読みたい作品に、出会えないなあ。だから自分で執筆しているのだけれども。

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