〈厨病激発ボーイ〉第九話、感想

2019年11月30日土曜日

アニメ

t f B! P L
今回は学祭回。あいかわらず、わちゃわちゃしていてテンションが安定しております。

クールキャラ厨君の本性があらわれた回でもあります。


ですが個人的に気になったのは「九十九君」ですね。

おそらく当ブログでは書いていないと思うので、書きますね。九十九君はなにかこじらせているわけではなく、“ノリのいい”子でした。

主人公と一緒に突っ込み役に回ることもしばしば。

そんな九十九君。学祭で主人公を待ち伏せしてまで、「一緒に回ろう」とさそいます。それに対して、「なんで?」とちょっと冷たい主人公。

厨君もちょうど交代時間だからか。教室から出てきて、「敵情視察だろ」と三人に回ることに。

九十九君「そう、それだよ」みたいにいいますが、あきらかに学祭を普通に楽しみたかっただけでしょう。さらに言えば、二人で回りたかった感じです。

物語ラストの皆で「ダンスを踊ろう」ってシーンでも、主人公をさそいます。ここでは主人公の友人が、「一緒に写真撮ろう」とさそったのでそっちにいってしまう。

九十九君。ことごとく主人公に振られてて、笑ってしまいました。

ただ九十九君が主人公に対して抱いているのは、恋愛込みなのか。友情なのか。いまのところ、明記されておりません。

後者だとは、思いますけどね。恋愛感情を抱いている描写は見られないので。

一緒に学祭を回る相手に、主人公を選んだのも消去法では?

野田君はさわがしくて、静かに見て回れない。中村君は自分のクラスの出し物があるから、どちらにしても誘えない。誘ったとしても、静かには出来ないでしょう。

高嶋君は休み時間中、ほとんどゲームばかり。厨君はもともと、相性が合わない。

なので主人公を選んだのかな。 ダンスをさそったのも、仲がいい女子は主人公以外いないからかな。

もしくはシナリオの都合上なのか。

今回の見所は厨君の本性だけでなく、お姫様役として舞台にあがる三人(野田君、中村君、高嶋君)がメインでもあります。

馬役として九十九君も舞台にはあがりますが、台詞ほとんどなかった。

「厨病激発ボーイ」は今までの話(基本的)、メインキャラ全員“平等に”出番があります。少しでも、九十九君を出すために、こういうシナリオにしたのかな? と。


ちょっとね。九十九君の行動におどろいたので、考察してみました。


そういや、高嶋君。リアル女子とは話せないわりに、主人公とは普通に話せるよね。

学祭で女子にイケメンと言われたり名前を聞かれたりされて、おろおろしていました。主人公が助けに入るっていうね。

少女漫画だったら、逆だった。

「ヒロインがからまれて、ヒーローが助ける 」

 今期してるアニメ「この音とまれ!」(原作、少女漫画ではありませんが)でもヒロインが、学祭で男にからまれて困っていると主人公(男)が助けに入ってました。


でも「少女漫画」だと、だいたいこのパターンだよね。


「厨病」は主人公女だし、紅一点状態だけど、主人公がイケメンキャラを助けるっていうね。

逆パターンのが面白いっちゃ、面白い。

紅一点状態と言っても、他に女子出てくるし。共学だからね。それに男キャラが、主人公に惚れている雰囲気もない。主人公も男キャラに頬を染めるシーンもない。

主人公が男キャラに突っ込む構図は、アニメ「ダメプリ」を彷彿させてくる。

たぶん、こういう作品が好きなんでしょうね。今期、一番楽しみにしている作品でもありますから。

Search

QooQ