映画「月世界旅行」(1902)感想

2021年4月30日金曜日

映画 実写

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世界初のSF映画『月世界旅行』

あらためて見たので、感想を書き留めます。

※当たり前ですが、モノクロサイレント映画になります。初のSF映画というだけでなく、当時としては珍しい複数のシーンでとられており、なおかつ物語がある画期的な作品。

 

前半は「月へ行く為の会議と準備」、後半は「月へ行って月人とあい、地球へ戻るまで」となっております。

 

全体的にコメディタッチで、ファンタジーですね。宇宙服を着ていないとか、どんな戻り方やねんとか。いまの人からすると突っ込みどころ満載ですが、当時の人の"考え"が垣間見えて面白いです。

 

ただこちらは原作を大幅に簡略化し変更を加えているみたいです。とくに後半の"月人"のくだりは、『月世界最初の人間』が基になっているみたいですね。


原作は当時の科学知識がつまっているそうですので、いずれは読んでみたいですね。翻訳されないかな?

 

あると言えばあるのですが、古すぎて購入不可。あっても後半しかない状態。前半と後半の両方をあわせた版を、どこか出版社さん出してくれないですかね。

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